先日TVで空き家問題の特集をやっていました。本屋へ行ってみると、この問題を取り上げた新書が売れているとのこと。新聞にも維持していくのが大変なので困っている方のことが載っていました。形はいろいろですが、今後もっと増えていくことでしょう。
設計者は人の求めに応じて建物を設計するわけですが、住み手がいなくなると、もうどうしようもないです。せめて壊しやすい建物にでもするかというと、地震や台風も昔より大きいので無理そうです。
しかし人のいない家は物騒です。近所にも少し増えてきましたが、泥棒さんが間借りしていたなんて噂話もあるくらいです。
市街地より少し郊外に行くと2階建てアパートがたくさんありますが、どうみても作りすぎだと思います。何でも、国が戸数を把握できておらず、無制限に作っているのは先進国では日本だけらしいです。やれることはありそうですね。
かくいう自分も数十年後、どのような生活になっているかわからないことばかりです。明日は我が身でみんな年を取っていくのは確かなことです。