あるお宅にて、はじめて芋釜というのを見ました。
昔(50~60年前)の家にはどこにでもあり、その名の通り芋を保存するために床下などを掘り込み、すくも(もみ殻)を敷いてその上に芋を置いたそうです。
芋は一定温度無いと保存しにくいので、土の中の温度は安定しています。
深さは約1m程度で縁側の下にあり、すぐに取り出せる位置にありました。廻りは土の壁を固めて立ち上げて、ねずみなどが入らないようにしてありました。
もう長い間使っていないのですが、当時の生活の様子や食料難の時代を想像してみたのでした。